学会賞受賞者一覧
学術賞
1999年 | 堤 和男 氏(豊橋技術科学大学) | 吸着測定による固体表面のエネルギー状態の解析に関する研究 |
2000年 | 松村 芳美 氏(産業安全技術協会) | 労働衛生工学における吸着技術の応用 |
2001年 | 鈴木 基之 氏(国際連合大学) | 吸着の化学工学的解析と環境技術への応用に関する研究 |
2002年 | 小沢 泉太郎 氏(秋田大学) | 圧力をプローブとした吸着状態の解析に関する研究 |
2003年 | 鈴木 喬 氏(山梨大学) | 吸着とイオン交換の融合による環境浄化材料の開発研究 |
2004年 | (該当なし) | |
2005年 | 森重 國光 氏(岡山理科大学) | 規則性メソ多孔体内における毛管凝縮の研究 |
2006年 | (該当なし) | |
2007年 | (該当なし) | |
2008年 | 稲垣 伸二 氏(豊田中央研究所) | メソポーラス有機シリカの合成と応用に関する最近の進歩 |
中野 義夫 氏(東京工業大学) | ゲル/液マイクロ反応・分離システムの構築 | |
吉田 弘之 氏(大阪府立大学) | 吸着・イオン交換の廃棄物リファイナリーへの応用 | |
2009年 | (該当なし) | |
2010年 | (該当なし) | |
2011年 | 金子 克美 氏(信州大学) | ナノ細孔系の構造論的吸着科学 |
2012年 | (該当なし) | |
2013年 | (該当なし) | |
2014年 | 田門 肇 氏(京都大学) | メソ細孔性炭素の創製と構造制御に関する研究 |
寺岡 靖剛 氏(九州大学) | 複合金属酸化物材料によるガス分離およびその応用に関する開発研究 | |
2015年 | (該当なし) | |
2016年 | (該当なし) | |
2017年 | 黒田 泰重 氏(岡山大学) | ゼオライトを利用した新奇電子状態の創出と小分子の吸着・活性化 |
迫田 彰義 氏(東京大学) | 環境問題の解決をめざした吸着プロセスおよび吸着剤の開発研究 | |
2018年 | (該当なし) | |
2019年 | 宮原 稔 氏(京都大学) | ナノ細孔内分子の相転移および吸着誘起ナノ構造転移の計算科学的解析に基づく機構解明と工学モデル構築 |
2020年 | (該当なし) | |
2021年 | 神鳥 和彦 氏(大阪教育大学) | 様々なアパタイト粒子の調製とそれらへのタンパク質吸着メカニズムの解明 |
2022年 | 加納 博文 氏 (千葉大学) | 固相内収着機構に基づくイオン・分子の選択的分離 |
2023年 | 松本 明彦 氏 (豊橋技術科学大学) | 吸着ミクロカロリメトリーを中心とした多孔性固体表面への吸着機構の解明 |
奨励賞
奨励賞(東洋カルゴン賞)
1990年 | 金子 克美 氏(千葉大学) | ミクロ細孔性カーボンのキャラクタリゼーション |
茅原 一之 氏(明治大学) | 吸着操作のガス分離および排水処理への応用 | |
吉田 弘之 氏(大阪府立大学) | イオン交換の排水処理・排ガス処理への応用 | |
1991年 | 安部 郁夫 氏(大阪市立工業研究所) | 活性炭吸着のバイオメディカルへの応用に関する研究 |
峯元 雅樹 氏(三菱重工業) | 閉鎖環境系の空気再生システム開発における吸着の利用 | |
1992年 | 田門 肇 氏(京都大学) | 活性炭の溶媒再生の基礎研究 |
古谷 英二 氏(明治大学) | 多孔性樹脂吸着剤内における有機物の拡散に関する研究 | |
1993年 | 尾関 寿美男 氏(千葉大学) | 吸着における磁場の効果の研究 |
迫田 章義 氏(東京大学) | 吸着プロセスの開発に関する化学工学的研究 | |
福地 賢治 氏(宇部工業高等専門学校) | 活性炭ー有機化合物水溶液系の吸着平衡に関する研究 | |
1994年 | 音羽 利郎 氏(関西熱化学) | 高表面積活性炭の基礎および開発研究 |
鈴木 義丈 氏(明治大学) | 水溶液からの溶存有機物および重金属イオンの吸着に関する研究 | |
1995年 | 後藤 元信 氏(熊本大学) | クロマト分離への連続混合体理論の適用 |
宮部 寛志 氏(富山大学) | 逆相液体クロマト分離に関する研究 | |
1996年 | 神鳥 和彦 氏(大阪教育大学) | アパタイトのタンパク質吸着特性とその制御 |
宮原 稔 氏(京都大学) | ナノ多孔体への液相吸着における物質移動と吸着平衡に関する研究 | |
1997年 | 安武 昭典 氏(三菱重工業) | 圧力スイング吸着法によるCO2の除去・回収に関する研究 |
山崎 達也 氏(東北大学) | 吸着分子をプローブとする多孔質固体表面の分光学的研究 | |
1998年 | 川村 佳秀 氏(富士紡績) | 超多孔性化学装飾キトサンビーズの制作法の確立とHg(II)の分離濃縮への応用 |
鈴木 孝臣 氏(千葉大学) | ミクロ細孔内の分子集団構造の解析に関する研究 | |
寺岡 靖剛 氏(長崎大学) | 無機シリカを原料としたメソ多孔体の室温合成と吸着への応用 | |
1999年 | 鈴木 哲夫 氏(京都大学) | 分子軌道法を用いた気相吸着におけるシリカゲルー吸着質間相互作用に関する研究 |
松本 明彦 氏(豊橋技術科学大学) | 新規合成法を利用した多孔性シリカの細孔径、細孔形状、粒子径制御と異種元素の導入に関する研究 | |
2000年 | 稲垣 伸二 氏(豊田中央研究所) | 規則状メソ孔物質の合成とその吸着特性 |
児玉 昭雄 氏(熊本大学) | ハニカム回転吸着装置を用いたデシカント空調プロセスに関する研究 | |
2001年 | 加納 博文 氏(千葉大学) | ミクロポーラス酸化物電極による電気化学的イオン吸着反応の研究 |
清田 佳美 氏(産業創造研究所) | 層状複水酸化物の構造設計に基づく水処理剤の開発 |
奨励賞(三菱化学カルゴン賞)
2002年 | 高辻 渉 氏(和歌山県工業技術センター) | 塩基性陰イオン交換樹脂およびキトサン樹脂の有機酸吸着機構に関する研究 |
仲井 和之 氏(日本ベル) | 二成分ガス吸着解析装置の開発に関する研究 | |
2003年 | 関 建司 氏(大阪ガス) | 金属錯体を用いた新規マイクロポーラス吸着材の創生およびメタン吸着材としての応用研究 |
2004年 | 森口 勇 氏(長崎大学) | 自己集合構造を利用した多孔体合成と応用に関する研究 |
2005年 | 向井 紳 氏(京都大学) | 氷晶テンプレート法を用いた多孔体の合成と精密構造制御に関する研究 |
王 正明 氏(産業技術総合研究所) | 層状炭素化合物からのシリカ-炭素コンポジットナノ細孔体の創製 | |
2006年 | 加藤 雅裕 氏(徳島大学) | 光触媒表面で起こる吸着現象の赤外分光法による解析 |
望月 和博 氏(東京大学) | 新規バイオマス炭化法の開発と炭化物のキャラクタリゼーション | |
2007年 | 飯山 拓 氏(信州大学) | X線を用いた細孔内吸着分子集団の構造解析 |
遠藤 明 氏(産業技術総合研究所) | 規則性メソ多孔体の大量合成と省エネルギー型吸着式空調システムへの応用 | |
2008年 | 大久保 貴広 氏(岡山大学) | 細孔内の吸着構造からみたナノ溶液化学 |
田中 秀樹 氏(京都大学) | 水素同位体吸着における量子力学的効果 | |
2009年 | 神田 英輝 氏(電力中央研究所) | 分子シミュレーションを活用したナノ細孔内三態相平衡・液液相平衡の熱力学モデルの構築 |
松隈 洋介 氏(九州大学) | ハニカム吸着材を用いたCO2除去・濃縮システムの最適化に関する研究 |
奨励賞(カルゴン カーボン ジャパン賞)
2010年 | 山本 拓司 氏(産業技術総合研究所) | 単分散カーボンクライオゲルビーズの合成に関する研究 |
吉田 将之 氏(日本ベル) | 極低相対圧からの高精度な吸着等温線測定による材料特性評価 | |
2011年 | 井上 宏志 氏(西武技研) | 吸着機能を付与したハニカムを用いた空気処理技術に関する研究 |
渡邉 哲 氏(京都大学) | 可動型配位錯体の合理的設計を目指した分子シミュレーションモデリング | |
2012年 | 大場 友則 氏(千葉大学) | 疎水性ナノ空間中での分子集合構造変化に伴う吸着挙動の解明 |
松田 亮太郎 氏(科学技術振興機構) | 選択的分子吸着を示す多孔性金属錯体の創製 | |
2013年 | 岡 伸樹 氏(三菱重工業株式会社) | 吸着法を用いる同位体分離技術の開発 |
岡本 久美子 氏(三菱樹脂株式会社) | 基材に担持したAlPO系ゼオライトの水蒸気吸脱着挙動解明と装置実装 | |
2014年 | 近藤 篤 氏(東京農工大学) | 柔軟性無機-有機ハイブリット材料の合成と吸着に関する研究 |
森貞 真太郎 氏(佐賀大学) | 機能性高分子を利用した液相吸着剤の開発 | |
2015年 | 瓜田 幸幾 氏(長崎大学) | カーボンナノ細孔内における物質構造の特異性解明 |
2016年 | 西原 洋智 氏(東北大学) | カーボン系材料のナノ空間制御と応用に関する研究 |
2017年 | 田中 俊輔 氏(関西大学) | ゼオライト類似錯体の構造・形態制御と吸着特性に関する研究 |
奨励賞
2018年 | 堀河 俊英 氏(徳島大学) | 炭素表面および細孔内への水蒸気吸着に関する基礎的研究 |
2019年 | 川尻 喜章 氏(名古屋大学) | 火力発電所排ガスおよび大気中からの二酸化炭素吸着分離-プロセスモデリングと最適化- |
二村 竜祐 氏(信州大学) | ナノ空間で同種イオンが形成する超イオン状態の解明と電場印加in-situ X線散乱測定法の開発 | |
2020年 | 稲垣 怜史 氏(横浜国立大学) | 規則性多孔質材料の親疎水性制御による高機能化 |
佐藤 弘志 氏(東京大学) | 特異吸着機能を示す刺激応答性多孔体の創製 | |
2021年 | 岩村 振一郎 氏(北海道大学) | 新規CVD法による多孔質ナノ複合材料の製造と電気化学デバイスへの応用 |
大坂 侑吾 氏(金沢大学) | 容量法を用いた吸着剤層内の熱・物質移動挙動の解明に関する研究 | 2022年 | 山根 康之 氏 (大阪ガスケミカル) | 分子篩炭素の合理的設計指針の探索と用途展開に関する研究 | 2023年 | 坂本 裕俊 氏 (京都大学) | 分子カーボンナノリングの吸着科学への展開 |
平出 翔太郎 氏 (京都大学) | ゲート型吸着剤を活用した吸着分離プロセスの実用化に向けた基礎研究 |
技術賞
1992年 | 大阪ガス・アサヒ製作所 | ドライクリーニング用溶剤回収装置 |
西部技研 | 無機吸着材ハニカムによる気体分離装置 | |
日本ベル | 固体表面分子吸着量の精密測定装置 | |
丸谷化工機 | 省エネルギー型吸着除湿装置 | |
1993年 | 荏原インフィルコ・荏原製作所・荏原総合研究所 | 半導体製造装置用排ガス処理装置 |
千代田化工建設・NKK・アドケムコ | 2,6-ジイソプロピルナフタレン(DIPN)連続吸着分離プロセス | |
日本酸素 | アルゴン回収精製装置 | |
1994年 | オルガノ | 新擬似異動層式クロマトによる多成分分離技術の開発と工業化 |
東ソー | 吸着・分離用ハイシリカゼオライトの開発と応用 | |
1995年 | クラレケミカル | 活性炭をベースにした低温触媒の開発 |
東洋エンジニアリング・鹿島石油 | LO-FIN PSA | |
1996年 | 栗田工業 | 核酸・エンドトキシン除去用吸着体の開発 |
武田薬品工業 | 添着炭の開発とその応用 | |
1997年 | 富士シリシア化学 | 均一な細孔径分布を有する耐水・耐熱性球状シリカゲルの製造技術 |
重松製作所 | 防毒マスクの製造技術 | |
1998年 | 住友重機械工業 | 活性炭を循環利用する排ガスからのダイオキシン除去技術 |
新日本製鐵・セピオテック | 新規アルデヒド吸着材の製造技術 | |
1999年 | 東洋カルゴン | 上水高度処理用粒状活性炭の再生技術 |
鐘紡 | フェノール系活性炭の開発 | |
2000年 | 帝人 | 在宅酸素療養法用吸着型酸素濃縮装置の改良と商品化 |
興研 | 高性能静電フィルタの開発 | |
2001年 | 神戸製鋼所・ズードケミー触媒 | ルテニウムーマンガン酸化物系多機能材料を基礎とした環境浄化法の開発と実用化 |
東洋紡績 | 高性能ゼオライトハニカムの開発と実用化 | |
2002年 | 三菱重工業・長菱設計 | 省エネルギー型大気圧吸着-真空再生除湿装置(VPSA-ドライヤー)の開発 |
ミドリ安全 | 生活空間の空気浄化装置 | |
2003年 | アドール | ピッチ系活性炭素繊維の開発 |
共同産業・谷口商会 | 浮遊活性炭を使用したオイルマット・オイルフェンスの開発製造 | |
2004年 | 西部技研 | イオン吸着式全熱交換器 |
2005年 | (該当なし) | |
2006年 | キャタラー | キャニスター用活性炭の開発 |
日本ベル | 定容量型吸着装置における新規死容積測定法の開発 | |
2007年 | 西部技研 | ゼオライトハニカムローターVOC濃縮装置の高度化 |
2008年 | 荏原エンジアリングサービス・荏原環境エンジニアリング・荏原製作所 | ドライ粉末活性炭注入装置 |
大阪ガス・大阪ガスエンジニアリング | 吸着式ガス貯蔵システム | |
三菱重工業・日本原燃 | 圧力スイング吸着方式によるNOxリサイクル設備 | |
2009年 | 東京ガス | 吸着式熱量変動制御技術 |
2010年 | 大阪ガス | 活性炭素繊維(ACF)を用いる大気浄化技術 |
三菱樹脂・三菱化学科学技術研究センター | 新規水蒸気吸着材の開発とデシカント空調および吸着式冷凍機への応用技術 | |
2011年 | システムエンジサービス | シリカゲル吸着材を用いた真空再生式VOC処理技術 |
2012年 | 東ソー | 酸素PSA用LiLSX吸着剤の開発およびその生産技術の確立 |
2013年 | ユニオン昭和株式会社 | 安定固化可能なCs及びSr選択性吸着剤の実用化技術開発 |
日本ベル株式会社 | 高圧多成分吸着量測定装置の開発 | |
2014年 | (該当なし) | |
2015年 | JFEスチール株式会社 | PSA法による高炉ガスからの炭酸ガス分離技術の構築 |
大阪ガスケミカル株式会社 | 蓄熱材を併用した自動車向けキャニスター用吸着剤の開発および実用化 | |
2016年 | (該当なし) | |
2017年 | (該当なし) | |
2018年 | 西部技研 | 低温再生可能な超低露点ハニカム除湿ロータと除湿機の開発 |
2019年 | (該当なし) | |
2020年 | (該当なし) | |
2021年 | (該当なし) | |
2022年 | (該当なし) | |
2023年 | マイクロトラック・ベル株式会社 | ヘリウムガスを使用しない高精度マノメトリック式ガス吸脱着量測定装置の開発 |