主 催 | 炭素材料学会 |
期 日 | 2002年10月8日(火) |
会 場 | 化学会館7Fホール(東京・お茶の水) |
問合先 | 〒113-0033 東京都文京区本郷4-1-4 コスモス本郷ビル 炭素材料学会事務局 Tel: 03-3815-8514 Fax: 03-3815-8529 E-mail: cb-kiso02@r-sipec.jp 詳細は炭素材料学会ホームページをご覧ください。 |
申込方法 | 氏名、ご所属、ご住所、電話、FAX、E-mail、参加費の区分、 テキスト希望有無をご記入の上、上記事務局までFAX、またはE-mailにてお申込ください。 |
参加費 | a.炭素材料学会正会員: 16,000円、b.賛助会員: 21,000円、c.学生: 5,000円、d.協賛会員: 27,000円、e.非会員: 37,000円 (全て消費税含む) テキスト代: 3,780円 (消費税含む)(「最新の炭素材料実験技術(分析・解析編)」を使用します。すでにお持ちの方はお申し出ください。) |
開催主旨 | 近年、カーボンナノチューブなどの発見に伴って、新しい技術を駆使しながら、炭素を扱うことが増えております。 このような現状では基本的な理解が不可欠となり、それらは「炭素」の未来を切り開く根源となります。 本講習会では、炭素を理解する上で必ず役立つ、基本的な分析技術「透過型電子顕微鏡」および「ラマン分光」などを学べるよう企画しました。 第一線の講師の方々からわかりやすくご説明いただきますのでふるってご参加ください。 |
10:00〜11:00 | 炭素材料の基礎と分析技術 | 安田 榮一 | 東京工業大学 |
1.はじめに 2.炭素材料の生まれと育ち 3.炭素材料の特性 4.分析技術一般 5.まとめ | |||
11:05〜12:05 | TEM、画像解析関連 | 押田 京一 | 長野工業高等専門学校 |
1.TEMの光学的構造と試料観察法 2.TEM観察試料の作製 3.画像入力と処理の流れ 4.フーリエ変換による空間周波数解析 5.画像の計測 他 | |||
13:20〜14:20 | 炭素材の細孔構造の発達とその評価法 | 三浦 孝一 | 京都大学 |
1.種々の炭素材(プラスチック、イオン交換樹脂、バイオマス、石炭)から炭素化、賦活によって細孔構造が発達する様子・機構の紹介 2.炭素材の細孔構造を制御する方法の紹介 3.吸着を利用した細孔構造評価法とその問題点の紹介 | |||
14:25〜15:25 | 小角X線散乱法による細孔構造解析 | 西川 惠子 | 千葉大学 |
1.小角散乱の基礎 2.小角X線散乱実験の実際 3.炭素材料への適用 4.細孔の大きさを決める 5.細孔の形を決める 6.フーリエ解析 7.フラクタル構造 | |||
15:45〜16:45 | 炭素材料およびカーボンナノチューブの ラマンスペクトルによる評価 | 片桐 元 | (株)東レリサーチセンター |
1.グラファイトのラマンスペクトル 2.ラマンスペクトルによる炭素材料の各種評価例 3.ラマンスペクトルによる評価の特徴 4.カーボンナノチューブのラマンスペクトル 5.最近の最先端の研究の状況について |